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- 鼻のキズは目立ちますか?
- 鼻柱部のキズは鼻の下に隠れてしまうので、顔を正面から見た場合には見えない状態です。術後3ヵ月間程は赤味が強い時期がありますが、その時期を過ぎるとキズは白くなり、ほとんど目立たなくなります。
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- 麻酔は全身麻酔でなければダメですか?
- 鼻中隔延長術は手術する部位が気道に近いところにあるため、気管内に管を入れて確実に呼吸管理をした方が、安全に手術が行なえます。現在使用されている麻酔薬は、副作用が少なく覚醒が良いので、全身麻酔でもご状態が良ければその日のうちにご帰宅できます。
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- 鼻中隔延長術はとても大がかりな手術に思えるのですが、どうなのでしょうか?
- 鼻先の高さを目標とした形状に正確に変化させるためには、詳細な手術操作が行えるように広い視野が必要なので、鼻柱皮膚を切開するオープン法が適応になります。また、ある程度(5㎜以上)の高さを得るためには、鼻の深部からの構造を変えていく必要がありますので、程度に応じて移植する自家組織も大きいものとなります。よって「鼻中隔延長術」は、鼻の手術の中では、ある程度大がかりな手術といえるでしょう。鼻先の軽度な変化を希望されるかたは、「鼻尖部軟骨移植」が適応になります。(⇒「鼻尖延長術:鼻尖部軟骨移植術」のページをご覧ください)この手術は局所麻酔でも行なうことができますし、鼻の穴の中からアプローチするので鼻柱部の皮膚切開もありません。